竹書房4コマの住み分け

http://www.comitia.co.jp/info_hensyu.html

コミティアは一度行ってみたいのですがなかなかスケジュールが合わないので少し行きづらい。まあ、遠いというのが大きな理由なのですが。そこでは各まんが雑誌さんが持ち込みの窓口を開いてるみたいで、それぞれアピール文が書かれています。竹書房の4コマ雑誌について面白かったので少し抜粋。

まんがライフ
起承転結の凝縮した4コマは、漫画の基本形!! 
年代広く、末長〜く読者に愛される、そんな「不朽の名作」になれる4コマ作品を一緒に作りましょう!!

4コマ原理主義的傾向の強かったまんがライフっぽいですね。今はかなりその傾向は薄れたけど、昔はいわゆる『4コマ』っぽい作品が主流で、かなり長い期間、植田まさしの『フリテンくん』が表紙だったからなぁ。サラリーマンが読む(いい意味で)毒にも薬にもならない4コマ雑誌という印象だったのだけど…

まんがライフオリジナル
まんがライフオリジナルは主にファミリー層を対象にした4コマ誌です。
内容は大人から子供まで、広い層の好みをがっちりカバーしたいわば幕の内。

これが80年代後半に創刊される以前に、何回か『まんがライフGALS増刊』というのが出てたのですが、まあOL、主婦層をメインターゲットとして創刊されました。4コマ読者における主婦層のシェアはだんだん増えていって、今ではまんがライフ本体や実話投稿系4コマ雑誌、さらにはまんがくらぶまで浸食しているような気が。

まんがライフMOMO
4コマに触れた事がない読者にも楽しんでもらえる誌面を目指すまんがライフMOMO
今までにない4コマ誌を作るべく、新しい才能に大注目しています。

とはいうものの、萌え系4コマがメインの、いわば対『まんがタイムきらら』用兵器。『きらら』よりは一般客対象度が高いような。

まんがくらぶ
同ジャンルでひしめきあう4コマ誌、その中でより「笑い」に重点をおくのがまんがくらぶです。
日常生活でも「笑ってるの私だけ?」という事態はままありますが…まずはあなたが面白いと思うことを4コマにして見せてください!!

4コマ雑誌における『アフタヌーン』、『コミックビーム』のようなポジション。特に90年代前半は凄かった…んだけど、やはり最近は主婦層におもねりすぎのような。笑えないWEBタイアップ企画も気になるところ。

ところで、なぜ『まんがくらぶオリジナル』が紹介されてないんだろう。

あと、芳文社系4コマ雑誌はほとんど買うことがありません。どうも雑誌自体のデザインが性に合わない。週刊少年マガジンも同じ理由で一度も買ったことが無いというのが不思議。

ついでにもう少し

『ジャパンダ』とか『まんがシャレダ』、『ふんふん』とかも結構好きだったような覚えが。