テレビがつくる物語

昨日録画したニューイングランド・ペイトリオッツインディアナポリス・コルツ戦を見た。久しぶりに兄者が兄者たるゆえんを見れた気がする。
ところで、今日のNHK教育22時台はすごかったですね。

趣味悠々 パソコンだからここまでできる!手作りカード・年賀状 (NHK)

趣味悠々の火曜日は例によってIT枠なんですが、今回は去年と同じ時期に放送された『パソコンアートを楽しもう』と同じ系統のようで、今回も前回の象と同様マスコット(猫です)が出てきたり、BGMにあずまんが大王やらネコミミモードの原曲が使われるやら実況民たらしな構成となっております。

知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 澁澤龍彦 眼の宇宙 (NHK)

例によって人物伝というよりは語り手の自分語りが多いのはいつもの事ですが、「こんなん放送していいのかよ!人形だからいいのか」という映像が続々。

視点・論点 「テレビがつくる物語」 (NHK)

番組表自体のリンクはここなんですが、たぶん明日には放送内容が全文載るだろうという事で。
あの試合*1の事でTBSを批判しまくってます。「このあとすぐ!」とか試合開始まで延々引き延ばす行為についても批判しております。元いいともレギュラーだったという事実を忘れそうな程に。
明日(11月7日)午前4時20分〜30分に再放送だす。

字が多くなりすぎたのでここで休憩。

「正解はCMのあと」は逆効果 視聴者86%「不愉快」 (朝日新聞)

とは言うものの、このアンケートってかなりずさんだよなぁ。サンプルが学生に偏り過ぎてるし、皆が「そう思いたがっていること」を再認識させてるに過ぎない。

調査では、視聴者をCM明けまで引っ張ろうとする山場CMに対する印象として、強い肯定から強い否定まで九つの尺度で聞いた。「不愉快」について86%が肯定。CM明けのシーンの繰り返しには、74%が「イライラする」と回答した。
山場CMを含む番組については、84%が「好感が持てない」。山場CMの商品について42%が「好感が持てない」、34%が「買いたくない」と回答。それぞれ60%前後あった「どちらともいえない」を除けば大半がマイナスの評価だった。

このアンケートだと、実際に消費行動にどう反映されてるかについては分からないし、たぶん翌日になったら「その商品名を記憶した」「テレビで知ってるこの商品」という事実しか残らないんだろうな*2。その辺を大手広告代理店は完全に把握してるからあえてこういう手法を使い続けてるんだろうし。
とは言うものの、こういうアンケートを取ったという事実は評価されるべきだと思います。
しかし大手広告代理店は、テレビ離れを起こしたらWeb広告に切り替えればいいやという考えなんでしょうね、最近の某バーチャル環境の持ち上げ方といい。

*1:私は見てないですが

*2:この憶測もずさんといえばずさんだろうけど