2日目(広島→神戸)

NHKをつけると、デーモン閣下が(世を忍ぶ仮の)小学生時代での広島でのくらしからどのような影響を受けたかなどを語る番組やってたご当地感*1
午前中は、広島市現代美術館で開催されている『路上と観察をめぐる表現史ー考現学以降』を見に行く。
大正〜昭和初期の今和二郎の活動から80年代のトマソン路上観察学会、そして都築響一のロードサイド的視点など現代に至る流れを網羅する展示に唯々圧倒される。考現学という学問としての側面が大きかったのが、だんだん芸術的なニュアンスが入ってきて*2、展示の最後の方になると完全に芸術作品になってしまっているのがちょっともにょったくらいか。これって巡回は無いようなので、こういうのが好きな人は見に行った方が良いかも。
堪能して美術館を出ようとすると雨。傘が無く仕方がないのでタクシーで紙屋町まで出てから原爆資料館へ。十数年前に一度見てるけど、やはりいろいろ考えてしまう。
この平和公園には、平和大通りと直交する線上に、慰霊碑と原爆ドームを配されてるのだけど、それを昭和20年代に考えた丹下健三はすごいよなぁ。

雨も止み、広島駅でお好み焼きを食べてから、新幹線で神戸に移動。三宮や南京町のあたりをうろうろしてから今日のホテルにチェックイン。

パンダかわいい。

*1:てっきりローカルだと思ってたら全国放送だそうで

*2:なんせ『超芸術トマソン』だし