清冽指定都市

プリキュア日曜美術館(植田正治)を見てから千葉市美術館の川瀬巴水展へ。

これまで新版画展とかで見た気になってたけど、単独の展覧会としてまとめて見るのは初めてな気がする。なんでこんなに惹かれるのかな、と考えながら見てたのだけど、昼よりは夜、夏よりは冬を比較的多く描く静謐な作風が好きなんだろうな、と思った。関東大震災前から戦後の変わりゆく風景の中で絵になる部分を抽出して作られた作品群なのだけど、変わった所では1950年代の電通の海外向け広報誌の表紙で日本的な風景の中にサンタクロースを描いた作品なんてのもあって興味深かった。
最近買った作品。

佐々木倫子の『愛蔵版 動物のお医者さん(3)、(4)』よい。ところで菱沼さんの就職の話、一年オーバードクターを過ごした後1991年の春(連載時期で)に東京に本社がある企業の札幌の研究所に就職してるけど、あの頃は超売り手市場だったというのがよく分かるよなぁ。