大好きな絵の中に閉じこめられた

今週はずーっと脳裏に先週の土曜日問題が残りえるみれが更新しづらい状態に。これについては考えを整理してから書くかもしれないし書かないかもしれない。

第五十三回 日本伝統工芸展

そんな事はよそに、10時頃都内の病院に行ってたんで、その後美術館巡りをする事に。
まずは日本橋三越本店で開催されてる『日本伝統工芸展』。NHK教育の『美の壺』(昨日は風呂敷がテーマでした)が好きな人は見に行くと吉。どうやって作ったんだか、材質も謎なんだけどすごい事だけが分かる作品がとにかく大量にあるんで、ゆっくり見るのが吉。日本工芸会総裁賞の線刻文筥なんかは、もう謎としか言いようが無いですね。今後、北海道と沖縄を除く全国各地で開催されるようです。

赤と黒の芸術 楽茶碗 (三井記念美術館)

三越本店を出てどうすっかなぁと思いながら道を歩いてると、昨日実況*1してる時にオススメされた楽茶碗を見に三井記念美術館へ。三井本館にあるんで、まず建物そのものに圧倒されながら入館。いわゆる『利休好み』って言われる系統なんでしょうが、あまりにも渋すぎて私には良さがあんまし分からなかったのが残念。

日比谷に移動する途中で秋葉原に寄ると、ヨドバシ側駅前にウィリアムズFW28が。28mmでISO1600でブレ防止機能があって沈胴式じゃないコンデジがあれば欲しかったけどそんなものは無いので特に物は買わず。

国宝 風神雷神図屏風 ―宗達・光琳・抱一 琳派芸術の継承と創造― (出光美術館)

出光美術館は地下鉄日比谷駅そばのビルの8階にあるのですが、公開が明日までって事なので、すんげー混んでました。ビルの外に10分、8階で入場するまで20分ほど待つ。中も混んでるので、ゆっくり見れなかったのが残念。オリジナルの俵屋宗達、そして尾形光琳の模作、ニュアンスだけが残ってる酒井抱一って感じで、図録で三段オチのオチの部分に使われてる抱一カワイソス。
あと○△□(三つの星があったとさ♪じゃない方)が唐突にあって素晴らしかったです。

古河総合ビルチングの立て替え現場の壁に植物が。ヒートアイランド現象がうんちゃらって事なのだろうか。

ザ・ニュー・ステレオフォニック・サウンド・スペクタキュラー。

NHK日曜美術館30年展 (東京藝術大学)

調子に乗って上野の東京芸術大学大学美術館(『大学』が一個多いような)の日曜美術館展へ。ここも混んでましたが、とにかく観客の動線がイヤーンな感じ。内容は芸術の幕の内弁当って感じ。面白かったです。
とりあえず上村松園の『花がたみ』が何となくこうの史代っぽかったとだけ。


帰宅後、地デジの番組表を何となく見てると、今日『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』が放送されてる(というか、もう放送始まってる)って事で、そそくさと鑑賞。見るの何回目なんだか。超額縁とかケチな事をせずにフルHDになってるのはいいですな。
いくつかの笑えるシーンが実はしんのすけに取ってかなり悲しい状態だったりするのに今更気づかされたりする。
あと映画版では『オトナ帝国』と『青空侍』はすばらしいけどかなり特殊なんで『嵐を呼ぶ!ジャングル』とか見るといいですよ。

*1:2ちゃんねる実況chもしくは互換性のある板でテレビやラジオを見ながらのチャット行為のこと