たとえジョージ・オーウェルがいなかったとしても
こんだけ数日雨が続くとなんかうんざりして来ますが。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/05/29
- メディア: 単行本
- 購入: 45人 クリック: 1,408回
- この商品を含むブログ (1265件) を見る
以下上っ面で思ったことを箇条書き。
- この本のタイトルから当然読者は「1984年と関係が?」と重い、小説の舞台も限りなく実際の1984年に似ているから、当然読者は読者なりの1984年的世界をイメージして読むのだろうけど*1、わざわざ『1Q84』ってタイトルにしてるんだから異世界ではあるのだろう。そのへんのずれを楽しむ話にもなるのだろうか。
- 『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』もしくは『海辺のカフカ』的に二つの物語が交互に語られる設定、だけど三人称視点。
- 最初の三ページくらいで青豆さんになんかすげえシンパシーを抱く。
- 小松にはおそらくモデルがいるのだろう*2、というかその人のイメージでつい読んでしまう。
- 「ふかえり」という名前は深津絵里とか「ことえり」を一瞬想起させるが、実際の脳内イメージは「おっぱいの大きい長門」になるのは何故だろう。
- 昔は輸入ウイスキーって高かったよね。
- 1984年にそんなにパソコンて普及してただろうか?そういうのを含めて時代検証サイトとか出来るんだろうね、たぶん。
まあ、そんなとこです。