旅行8日目

今日は、最初セントルイスに行ってからシカゴに戻ろうかと思ってたけど、思い直し、ミルウォーキーに行ってみることにする。特に目的はないのだけどどんな感じの場所なのかな?と思ったのだ。
その前に昨日行き損ねたインディアナポリスの中心街に行く。以前行った場所には行かないというのが今回の旅のテーマなのだけど、どうしてもルーカス・オイル・スタジアムが見たかったので。

インディアナポリスの中心に立ってる、インディアナ兵士・水兵記念塔は工事中で柵を張り巡らされてて近づくことが出来なくて残念。しかし周りの建物は変わったなぁ。
20年前は中華のテイクアウトの店とかスモールビジネスやってる店が結構あったのだけど、今はスタバとチェース銀行とかの高層ビルか地元FM局のサテライトスタジオとかしかない。しかしスタバはどこ行ってもあるねぇ。大都市だけじゃなくて、田舎のインターチェンジを降りたとことかにもある。

そこからルーカスオイルスタジアムに行くには線路の下をくぐって南に行かなければならないのだけど、ホームレスの人も結構いたり、なんとなく治安が悪そうな感じ。ルーカスオイルスタジアムは、テレビで見る限りかなりレイドバックした感じで、あんな風にしなくてもいいんじゃないかと思ってたのだけど、周囲の他の建物が大体煉瓦造りで、まあ、あんな感じでもいいんじゃないかなと思った。

途中でミシガンシティのアウトレットストアに行って買い物でもしようかなーとも思ってたのだけど、結局ミルウォーキーに行くことにした。ただ、どうやってもシカゴ近郊を走らなきゃならないので不安ではあったのだけど、途中でハイウェイの出口工事中の迂回路をたどって行くうちになぜか製鉄所専用の出口から一般道への出口に出てしまう。その後カジノの駐車場みたいなとこへ迷い込んだり30分くらい迷ったあげく、やっと元の道に戻る道路を見つける。こうやって迷ってるうちにとんでもない目にあう人とかいるんだろうな…
その後、例によって渋滞のシカゴ市内を抜け、ミルウォーキーへ向かう。イリノイ州ウィスコンシン州の境あたりでものすごい睡魔に襲われ、休憩所を探すのだけど、この道は有料道路になってて、日本と同じようなハイウェイオアシス(名前もOASISってなってる)は東名海老名SAのように満杯で車を止めるスペースが無い。仕方がないので途中で下道へ降り、マクドで昼食兼休憩を取る。

30分ほど休んだ後、再びミルウォーキーへ向かおう…とするも、ここでカーナビが故障。「NEVER LOST」って名前の割に迷ったりするけど、それが無かったらどんだけ迷うのだろう…と不安になる。

標識に従い街の中心地で湖岸が見える公園に車を止める。すげえ空がきれいでしばらく木陰でその風景を眺めいろいろ考える。公園のそばにはミルウォーキー美術館がある。おそらく船をイメージしてるのだろうけどすげえ美しい建造物。せっかくだから中に入ると中もすごい。

展示物は、ここ出身のジョージア・オキーフの絵やらアレックス・カッツの絵やら、割合現代に近い方の作品に重点を置いてるのかなーと思いました。あと、竹久夢二の『黒船屋』の元ネタって言われてるヴァン・ドンゲンの『猫を抱く女』がありました。

しばらくぶらぶら過ごしてるともう夕方の5時。この辺は昼が長いのでどうもその感覚が分からない。ビール工場とかハーレー・ダビッドソン博物館とかも考えてたけど、もう戻る時間でしょう…ということで、また標識を頼りにオヘア空港のそばのホテルへ向かう。途中の休憩で試しにカーナビいじったら治ったみたいで、どうも高温に弱いっぽいです。

思いの外渋滞もなく、7時頃ホテルへ到着。シャワーを浴びて少し休憩するか…と横になって、目覚めたら夜の10時。買っておいたマクドを食いながらSNLを見て、その後VH1でN.W.A.のドキュメント番組をやってたのでつい見てしまう。んで2時頃就寝。