ベネチア・ビエンナーレは二種類ある

ベネチア・ビエンナーレ建築展:「俳諧的な文化を欧州へ」藤森照信さんら出品 (MSN毎日)

2年に一回、偶数年に行われるベネチア・ビエンナーレ建築展。前回は異常に反響が大きかった『おたく:人格=空間=都市』だったのですが、今回は『藤森建築と路上観察−−建築のシュールレアリスムと都市の無意識』って事で純粋階段とかニラハウス、マンホールの蓋やハリガミ、谷町の煙突断面(アークヒルズってまだあるのかな)や看板建築などが展示されるんでしょうか?
正直15年前の路上観察トマソン全盛期だったら良かったのに…とも思ったのですが、最近赤瀬川原平路上観察学・トマソン関係の本(再読性に優れてるので電車の中で読むのにいい)をまた読み始めてます。今日もこんな本を…

私の昭和の終わり史

私の昭和の終わり史

『私の昭和の終わり史』。あとがきを読むと1980年代の数年間アサヒ芸能に連載されていたコラムの1986年10月から1987年7月までの間の分を掲載しているものだそうで…なんであえてこの時期にこの時期のコラムを出すんだろうか?バブル始まりの頃でプロ野球がスポーツの王様だったころが偲ばれる内容なんですが、部分的に現代性を含んでて良かったですな。