保守とコンサバティブ

最近眠くて眠くてしょうがないです。明日は雨らしいし。

知らぬ間に長女が携帯上限額変更 「ドコモ の説明不足」 母親が慰謝料求め提訴 札幌 (北海道新聞)

これって関わってる皆にある程度問題があるとは思うんだけど、一人を除いてそれぞれにもまた道理があるんだよな。何で娘に科せられた20万円の電話代に母親が精神的苦痛を受けなければならないのか、なんでそれが120万円なのか。…120万円分の苦痛を受けたと感じるならそれを娘に払わせろよ。それとも親バカなのか。
ドコモも確かに問題はあるけど、契約内容に関して全て口頭で確認してたら何時間あっても足りないぞ。

ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書)

ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書)

アメリカのハートランド中西部から南西部へ抜けるルート66と、そこに住む保守から二分された現代アメリカを考えるって内容です。
一番気になるのは(たぶん意図的にやってるんだろうけど)日本の『保守』とアメリカの『保守』と同じ『保守』って言葉を使って語ってることかな。
この本では、マイケル・ムーアを『リベラル』としてるけど、全米自動車労組の街ミシガン州・フリント(UAW Frwy.って高速道路があります…あるはず)出身の彼を『リベラル』に分類するのはなぁ。少なくとも『マサチューセッツ・リベラル』では無いよな。ある面では『コンサバティブ』と言ってもいいかもしれない。
あと、前回の大統領選挙でブッシュが勝ったのは、対立候補がサンベルト出身じゃないからじゃないのかなぁ。ケネディ以降民主党で大統領になってるのはみんなサンベルト出身(もしくはサンベルトに地盤を置いてる)しねぇ。民主党じゃなくて共和党もそうだよな。フォード大統領はいるけど彼は選挙で選出された訳じゃないし。
この本の内容については言いたいことは山ほどあるのだけれど(1920年代の進化論裁判の話とか、カート・ワーナーとメガチャーチの話とか)、全般的には面白い本です、おすすめ。