国立新美術館

大体9時頃起きたのですがなんにもする気が起きず14時までうだうだした後出かける事に。明日雨らしいしね。
んで先週オープンしたらしい国立新美術館へ行くことに。しかし最近のいくつかの団体はなんか名前がヘンだー。『新銀行東京』とか『首都大学東京』とか倒置法かよと。

しかしこのデザインはすごいですな、夏はどうなるんだろう。んで三つ企画展をやっておりました(常設展とかは無いそうです)。

『20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―』

最初は普通の静物画とかなんですが、大部分がいわゆる現代芸術です。いくつか見覚えのあるのもあったのですが、図録見てみるとそういえば広島現代美術館の常設展で見た物でした。ロトチェンコのソ連的なポスターとか『マヴォ』の表紙とか、イヴ・クラインのいわゆるクライン・ブルーの作品とか良かったです。
しかし広いは圧倒的な展示量(これだけで東京国立近代美術館の常設と企画合わせたくらいあるんじゃなかろか)はで疲れますね。

『黒川紀章展 ― 機械の時代から生命の時代へ』

うーん…パス。本筋の展示よりも、付帯部分の展示の方が面白かったです。

文化庁メディア芸術祭10周年企画展『日本の表現力』

えるみれにも少し書いたけど、1950年から2006年のメディア芸術を回顧する展示、現代芸術*1インスタレーション等ありました。
各10年を代表するまんが*2がパネルで紹介されていたのですが、1990年代に『あずまんが大王』が、2000年代に『よつばと!』が出てたのには驚いた。
えーあと『やわらか戦車』とゴノレゴの吉野家FLASHが展示されてました。公共の場でアレを見るのは新鮮ですね。『やわらか戦車』はなんていうか、あるジャンルから一作品だけ異常に持ち上げられてしまうという点では少し不幸な感じがします*3。ある種政治的な主張を読み取られやすい作品ではあるけど。
もう一度見たいけど2月4日で終わりなんだよなぁ。

*1:とは言ってもNHKの『デジタルスタジアム』に出るようなものだけど

*2:それぞれ10作品くらい

*3:でも個人的には『くわがたツマミ』の方が好きですが