書き足りないこと、書き足りなかったこと
帰宅途中にマロニエゲートの東急ハンズに寄ってみる。あのとんでもないエスカレーターの運転体制は幸いにして開店当初だけだったようで、今は普通のエスカレーターと同じ感じ。
ついでに元ソフマップのビックカメラに寄って自転車が欲しくなったり、無印で物欲を爆発させたり。
【文化】村上春樹氏「ノルウェイの森」が初の映画化 出版から22年目で…国内発行部数870万部の大ベストセラー (2ちゃんねる/ニュース速報+板)
つまりはこういう事だと思う、誰が書いたんだか知らないけど。あと、計算はやめよう。
440 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/08/01(金) 15:55:02 ID:jcITipJJ0
「たとえば、『ノルウェイの森』が映画化されたとする」
ふたたび彼が口を開いたのは、ふたつ目の駅を出発して間もなくだった。
車内には乗客がまばらにいるだけで、車輪のがたがたという音が響いていた。「もちろん僕にも十九のときがあった。でもそれは一瞬のできごとにさえ感じる。
いや、実際に一瞬のできごとだったんだよ。
僕は大学にやっと慣れた頃だったし、アルバイトと女の子に夢中になっていた。
十九歳でいるってことは、そもそもそういうことなんだ。
だけど持っていた希望は測り知れなかったよ。信じられるかい?」
僕は吊り革を左手から右手に持ちかえた。
「もちろん信じるよ。君には希望に満ちた十九の頃があった」
彼はほんの少しだけ口元をゆるめた。
「こうやって昼間に仕事で電車に乗ると、ときどきその頃のことを思い出すんだ。
─── そして大人になった今、 あらためて思うよ。
十九の頃にリアルタイムで読んだ『ノルウェイの森』に敵う映像なんてないんだ、って。」
次の駅に近づき、電車はスピードを緩めた。
駅の手前の踏切で電車が通りすぎるのを待つ買い物途中の主婦が、
紙袋の中から何やらごそごそと取り出そうとしていた。
僕らは何も言わずにその動作をながめていた。
「とりとめのない話だな。八月にしてはいささか涼しすぎる
午後のせいかもしれない。結局のところ、今となっては思い出せないくらい、
淡い青春時代だったんだろう。ねえ、僕は少ししゃべり過ぎているかな?」
「よくわかるよ」
僕は穏やかに、淡々とした口調で言った。
中古車屋の看板が右から左へとゆっくり流れていった。
それから我々は、目的の駅が来るまでひとことも口を開こうとはしなかった。
訃報−ハイラム・ブロックさん(米ギタリスト) (北海道新聞)
NYTの方に詳しく書いてあるけど、ビリー・ジョエルの『The Stranger』、スティーリー・ダンの『Gaucho』、あとスティングの『...Nothing Like the Sun』とかNBCで1993年までやってたトークショウ*2『Late Night with David Letterman』のハウスバンドの初期に参加していたそうです。
*1:http://news4u.blog51.fc2.com/blog-entry-704.htmlの>>250を見るとこの系統のコピペ文は2005年の三月にはすでに存在していたみたいだ。