よんじゅーににん

ににん!
待ちに待ったアレが店頭に並んでたので考えるまもなく買う。帰りの電車で読もうと思って本を開くと、一ページ目から驚いてしまい、結局、帰宅後じっくり読むことにする。

あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル)

標準原器、あずまきよひこの『あずまんが大王1年生』。表紙の下1/3がテーマカラーっていうのが、なんか『ここだけのふたり!(新装版)』に似てる気がしますが、装丁者が同じだからしょうがないですね。*1

あと、箇条書きで。

  • 一学年分一巻、全三巻で出るらしい。
  • 巻末には『ゲッサン』に掲載された『補習編』が収録されてる。
  • さらにオリジナルの部分で、話自体差し替えられてるとこが数カ所ある。
  • 4月・5月のあたりは、ほぼ完全に描き直してる(と思う)。
  • ゆかりんが見てしまう猫のようなものとかちよちゃんが抱えてる大きなぬいぐるみとか妙にリアルになってる。
  • リアルといえば、余分な台詞とか状況説明をそぎ落として、バージョンアップしたあずまんが大王的世界のリアルさを追求してるのかなーとか思った。

とか。特に目の描き方が『あずまんが*2時代と『よつばと!』時代でかなり違うのを、無理して合わせてはいないけど、なー。

既刊のテーマが「読んだ人だけうっかり面白いうっかり笑った人だけ面白い」だったのに対し、新装版は「まだ読んだことのない人へのアピール」っていうのが興味深いと思った。*3

*1:表記揺れ対策として『ここだけのふたり!!』とも書いておくけど、よく考えたら、出版社を変えて新装版を出す際に、新作をその出版社の雑誌に掲載してから追加収録するというのも似てるかもしれない。

*2:not『あずまんが大王』、パイオニアLDCから出てたレーザーディスクのジャケットサイズの…本のようなもの。

*3:メディアワークスの既刊の方も再版を続けるそうです。まあ、こんだけ内容が変わったら正しい判断かもしれないけど…このへんは『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に近いのか。