たたみ8枚分

10月12日(土):大体終日住処でごろごろしながら録画してあったNFL見てた。夜は『アド街』と『美の巨人たち』。『美の巨人たち』は北斎の『針仕事』で、番組の説としては「当時の表現規制の影響で浮世絵の主流が美人画から役者絵に移行するも、女を描き続けたい歌麿が到達したのが『針仕事』」とはいうものの、規制をかいくぐって制作されていた春画はさらに先鋭化していってたんだろうなーとか思った。あと、小芝居でボストン在住浮世絵コレクター(62)が出てきたんで期待してたんだけど、若本ヴォイスでは無かったのが残念。大体24時半頃寝た様子。
10月13日(日):プリキュア日曜美術館(ギュスターヴ・モローの話)見てからでっぱつ。原宿の太田記念美術館に『笑う浮世絵』展を見に行く。

擬人化や百面相、見立て等見てゆかいな感じの浮世絵を集めた展覧会なんだけど、小林清親の百面相の絵とか、「金持ちと貧乏人の間の金の流れ」の擬人化とかなんか良かったです。
そのまま表参道のウェンディーズで昼食(チリが食べたかった)してから日比谷の鉄道フェスティバルへ。鉄道関係の着ぐるみキャラクターイベントやってた。

日比谷公園久しぶりに来るけど、ベンチに座ってぼーっとするのに良い季節ですねぇ。
…数十分ぼーっとしてから東京駅のステーションギャラリーに『生誕100年!植田正治のつくりかた』展*1を見に行く。

作風の変遷を4つのパートに分けた構成で展示。最初に展示されてる写真集『童暦』を中心としたパートは、いわゆる「植田調」の砂丘での写真とは違って演出少なめリアリズム多めだけど、光と影が滋味あふれてて面白かった。
そして大体18時頃帰宅。

*1:できればこういうリンクは”now.html”とかじゃなくてちゃんとパーマリンクにしてほしい…